JRM 第32回例会を開催

 日本ゴム機械懇話会(以下JRM、髙木康彦会長)は16日、第32回JRM懇話会例会を名古屋市中区の名古屋クラウンホテルで開催した。会員ほか報道関係者含め23名が出席。当日はJRM会員の近況報告を含め、労務関連、海外のPL法についての講演も行われた。
 例会は市村真佐人副会長(和光精機㈱代表取締役社長)の司会進行で進められた。冒頭、山中亨副会長(ミクロ電子㈱代表取締役社長)の開会の辞およびあいさつのあと、会員企業の近況報告が行われた。
 同報告では、今年に入って受注環境が少しずつよくなってきたが、ゴム以外の異業種分野で参入しゴム分野の業績をカバーしている状況、ユーザーが海外製の機械から日本製の機械に戻ってきた感じがする、為替の影響で日本の競争力が昨年と比較して少しずつ力をつけている、タイヤメーカーのグローバル展開がますます加速する中、東南アジア、北米、南米の割合が増えている、依然として海外製品の価格差で厳しい状況が続いている、国内需要の掘り起しをするために改善チームを結成して強化していく、国内需要が厳しいため海外展開を促進していく―などの報告があった。
 会員の近況報告終了後、2つの講演会が行われた。ひとつ目の講演として、太田経営労務研究所の所長であり、特定社会保険労務士の太田隆充氏を迎え、「企業内労働リスクを考える」をテーマで講演が行われた。太田氏は労務トラブルのポイント、身近な労務トラブルから発生する賠償事例、労務事故事例などを解説した。太田氏は「労務トラブル防止のために、就業規則の見直しや雇用契約を準備しておくことが大切になってきます。また日頃、従業員と密にコミュニケーションをとることも労務トラブルの防止につながります」と助言した。
 続いて、2つ目の講演は、損害保険ジャパンの椿氏を招き、輸出製品に関する海外PL保険等の講演が開催された。
 椿氏は「企業にとってのPL責任とは」の解説から始まり、設計上の欠陥、製造上の欠陥、表示上の欠陥等のPLにおける欠陥の種類や判例を説明した。
 閉会の辞は山中副会長が述べ、その後懇親会に移り、相互の親睦を深めて、全日程が終了した。

 次回の例会は関西地区で来年4月16日に開催予定になっている。
 ちなみに、JRMは今年5月に開催されたプラテックス大阪2013のカタログ展示コーナーに出展するなど、JRMの認知向上や会員増強のために積極的に活動を行っている。

2013年10月16日更新