JRM 第29回総会を開催 高木会長が再任

 総会は18社18名が出席し、市村真佐人副会長(和光精機)の進行で行われた。

 山中亨副会長(ミクロ電子)の開会の辞の後に、高木康彦会長(関西ロール)は「昨年は東日本大震災やタイの洪水など多くの出来事があり、世界情勢も変化する状況のなかで会員各社としても紆余曲折があったと思う。リーマンショックから緩やかに回復している気配がみられるが、国内はリーマン前と比較すると70%程度の回復にとどまっており、なかなか100%までに戻るのは難しい状態。もはや海外を視野にいれないと国内だけでは厳しい状況かもしれない。この会が皆さんの会社にとっても実りの多いものになればと考えている」と述べた。

 次に玉置篤会計理事(小松原)が平成23年度の会計報告をし、全員一致で収支内容を承認した。また役員改選が行われ、討議の結果、高木会長が再任された。これを受けて高木会長は「今後はゴム分野で頑張っている会員の皆様と一緒にJRMをより一層盛り上げていきたい」と今後の抱負を述べた。

 続いて休憩をはさみ出席会員による近況報告、各会員企業が順次、前期実績や最近の業況、今後の見通しなどについて述べた。

 ゴム機械メーカー会員からは「東日本大震災で影響を受けたが回復基調であり、復興に向けた動きで忙しい。しかし中国、東南アジアなどの海外進出が目立っている。その結果コストダウンが求められてきている。さらにリーマンショック以前の売り上げにはなかなか戻ることが難しい」と述べ、依然として国内の厳しい状態が続いている。 タイヤ関連機械メーカー会員からは「タイヤ関連で大型鉱山用タイヤ向けに加硫設備などの特需があった。東南アジアの市場を拡張していきたい。また東南アジア地区などの設備投資で好調になってきている」などと報告し、タイヤメーカーの旺盛な設備投資が明るい兆しとして浮上している。

 その他ゴム関連会員からは「リーマンショックから回復し、海外比率が国内比率を上回った。海外の日系メーカーに向けてサービス展開を強化していく。一方海外に対抗していくには、メイドインジャッパンを強みにしていき、高性能・高機能タイプの機械を増やし、ユーザーの要求にこたえていきたい」と報告し、自社の得意な分野を強化していくことで国内基盤を固めていく見方もあった。 各会員の報告後、今後の会の運営や各社の事業方針や展開などの情報交換を行った。

2012年05月01日更新